透析治療により腎臓病の進行を遅らせ、良好な状態を保つためには、日常生活における自己管理が重要です。

規則正しく生活する

過労や睡眠不足など、不規則な生活は腎臓に負担をかけます。十分な休養と睡眠を取り、生活リズムを乱さないように心がけてください。

体重(水分量)を管理する

適性体重を維持するよう心掛けて下さい。水分や塩分を取り過ぎると体重が増え、その結果心臓に負担をかけてしまい体調を崩してしまいます。ご自宅での体重測定をお勧めします。

体に優しい食事を

食事の量などは、個人個人違います。先生や管理栄養士から説明された食事を守り、毎日の食事メニューを楽しいものにしましょう。困った時は、スタッフに遠慮なく相談しましょう。

ストレスを溜め込まない

ストレスを溜めると腎臓への血流が弱まり、腎機能の低下を招きます。趣味や娯楽で気分転換をはかり、ストレスを発散しましょう。

適度な運動をする

散歩やラジオ体操といった手軽な運動は体力・筋力を維持し、血圧の安定、便通の改善、ストレス解消など、さまざまな効果があります。しかし、過度の運動は腎臓に負担を与えて逆効果になってしまいますので、運動の程度については医療スタッフに相談してください。